投稿日 : 2018/12/01

現在販売されているサプリメントは非常に多く、その種類は膨大です。その中から自分の目的・体質に合ったサプリメントを見つけるのは大変ですよね。痩せたいという一心で、これを飲めば痩せるのだ!と、一度は手にとったことがある人は多いのではないでしょうか。今回は、サプリメントの見分け方・選び方を解説していきます。

サプリメントは薬ではなくただの食品

 

サプリメントのきちんとした定義はありませんが、特定成分が濃縮された錠剤やカプセル形態の製品で、健康食品の1つと考えられています。サプリメントに対する法律や規則もありません(保健機能食品を除く)。

サプリメントは薬ではなく、食品。安全性はもとより、効果については全く保証されていません。

ただの食品に飲むだけで痩せるという効果があるはずがないのです。そんな効果がある成分が含まれているのであれば、薬として扱われているはずです。

サプリメントの中でも、比較的信用度の高い保健機能食品

では、信用性のあるサプリメントはないのでしょうか。健康食品の中でも、国が制度を作り表示しているものもあります。それが保健機能食品です。保健機能食品には次の3つがあります。

特定保健用食品

みなさん一度は聞いたことがあると思われる「トクホ」がこれにあたります。テレビのCMなどでも目にしますよね。これは、健康の維持増進に役立つことが科学的根拠に基づいて認められ、「脂肪の吸収をおさえる」や「糖の吸収をおだやかにする」などの表示が許可されている食品です。

効果や安全性は国が審査を行っています。形態は清涼飲料水や乳製品が多く、スーパーやドラックストアで手軽に購入できます。

栄養補助食品

1日に必要な栄養成分(ビタミン・ミネラルなど)が不足しがちな場合、その補給・補完のために利用できる食品です。

栄養成分を一定の基準量含む食品であれば、特に届け出をしなくても、国が定めた表現によって「カリウムは正常な血圧を保つのに必要な栄養素です」などと機能性を表示することができます。

機能性表示食品

事業者の責任において、機能性を表示した食品です。販売前に安全性や機能性について消費者庁に届け出はしますが、個別の許可を受けたものではありません。この表示制度は数年前から始まり、現在販売されているサプリメントにはこの表示が書いてある商品を多く見ることができます。「機能性表示食品」と書いてあるといかにも有用性がありそうですが、表示することは他の2つと比べて難しくありません。

サプリメントに求めるべき効果とは

ダイエットサプリメントといってもさまざまな種類があります。自分がどんなタイプかを分析し、自分に合ったサプリメントを選ぶことが大切です。

例えば、ご飯が大好きで食べ過ぎてしまうが便通は良好な人が、おなかのポッコリをなくすというキャッチフレーズのみを見てサプリメントを購入しても、それは便秘を解消しやすくするサプリメントであれば、効果は全く表れないかもしれません。

便秘がちな人向けのサプリメント

乳酸菌・食物繊維(イヌリン・グルコマンナン・難消化性デキストリンなど)・ビフィズス菌・オリゴ糖・ギムネマ・桑の葉・※センナ茎・ラクトフェリン他

炭水化物(ご飯・お菓子)大好きな人向けのサプリメント

ギムネマ・桑の葉・白いんげん豆・難消化性デキストリン・クロロゲン酸他

油(揚げもの)大好きな人向けのサプリメント

烏龍茶ポリフェノール・キトサン他

運動で体脂肪を燃焼したい人向けのサプリメント

L-カルニチン・カプサイシン・クロロゲン酸他

サプリメントは、これらの成分が何種類か配合されて売られているものが多いです。

自分の目的に合った成分が配合されているかを確認してから購入しましょう。

※センナ茎は食品として使用可能ですが、国民生活センターの調査では、下剤成分がほとんどの商品に含まれていたようです。使用する際には、少量から試して様子をみるように注意喚起されています。

サプリメントを選ぶときの注意点

薬との併用を避ける

サプリメントの対象は基本的には健康な人です。病気などで病院から薬を処方されている場合は、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。薬の効果が下がったり、上がりすぎてしまうことがあります。

サプリメントは薬ではないため、病気の治療には使えません。

「マイナス5kg」など体験談や広告内容を信用しない

インターネットなどで過剰に効果を主張している広告は信頼性に乏しく、惑わされないように注意しましょう。効果がでたという体験談は根拠があいまいな場合が多く、たとえ専門家の意見であっても、その人ひとりの主張である場合もあります。

効果が信頼できる有効な情報とは、多くの統計や研究によって得られるものです。

飲む量の目安が書いてあるか

サプリメントには、1日に飲む目安量が記載されていることがほとんどです。表示をよく読み、記載されている容量を守りましょう。

もし記載がない場合はきちんと検証されていない可能性が高いので、選ばないようにしましょう。

栄養成分は、取りすぎると過剰症として体調不良につながる可能性もあるため注意しましょう。実際に、過剰に摂取した場合の安全性が確認されていない成分もあります(白いんげん・センナ茎など)

気になるけど結構高い 値段が高いほうが効く?

サプリメントは値段が高ければ効果が高いというものではありません。

薬と違って保険がきくものではありませんし、毎日飲み続けるとすると、とんでもなく費用がかさんでしまうこともあります。値段よりも、成分などの表示をよく観察し、自分にあったサプリメントを選択しましょう。

サプリメントだけでは絶対に痩せない

ここまで、サプリメントの紹介をしてきましたが、ダイエットの大原則は「摂取カロリー<消費カロリー」です。サプリメントを飲めば、暴飲暴食・運動なしでも痩せられるという考えは大間違いです。

13食の食事療法・ウォーキングなどの運動療法をおこない、サプリメントはその補助として飲むようにしましょう。また、サプリメントは薬ではないので、飲んでも必ず効果が出るものではありません。

サプリメントはこんな人にオススメ

厚生労働省が発表している日本人の食事摂取基準では、女性が妊娠した場合、妊娠前より多くの栄養を補給するよう基準値が定められています。特に妊娠後期では、、鉄分は+15㎎と、簡単には摂取できない量が設定されています。この量を毎日の食事で補うのは大変です。

また、胎児の神経管閉鎖障害のリスク低減のために、栄養補助食品を利用して葉酸を0.4㎎摂取するよう推奨されています。

このように、妊婦さんのサプリメント摂取は有効であり、おすすめです。ただし、ダイエット目的で使われているサプリメントは妊娠中や授乳中については十分なデータがないものがほとんどのため、使用は避けてください。

まとめ

サプリメントの表示の見分け方、選び方について参考になりましたでしょうか?

ダイエットは、サプリメントに頼らず食事・運動の見直しで行っていくことが一番だと思いますが、ぜひこの記事を参考に補助としてサプリメントを利用してみて下さい。

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カテゴリー: サプリメント類ダイエット食生活