投稿日 : 2016/10/10 最終更新日 : 2018/05/11

「正しくダイエットしてるはずなのに体重が減らない…」

  • 停滞期なのかな…?停滞期ってどうしたらいい?
  • 食べ過ぎなのかな…?もっと食事を減らすべき?
  • 運動が足りないのかな…?もっと運動しないといけないの?

ダイエットの定番のお悩みですよね。管理栄養士やダイエットトレーナーの監修があれば、そういう心配や不安があってもすぐプロに相談することができますが、自己流でダイエットしていると、この壁が乗り越えられず、挫折してしまった経験がある人も多いと思います。

「体重が減らない」と思ったらチェックすべき項目を確認しましょう。体重が減らない!停滞期だ!とよく言いますが、大抵の場合、停滞期にすらたどり着いていません。

実は、体重維持でも立派なダイエット成功の1つなんです!

茜さや

痩せなくて悩んでいる茜さや

ダイエットを始める前のあなたは、毎日少しづつカロリーが超過していて、少しづつ体重が増えている状態。

ダイエットしていない日々も毎朝体重を測っていれば、じわじわ増えているという傾向もわかるのですが、「よしダイエットを始めるぞ!」と思った日から体重を測り始めることが多いと思います。

これ、非常に大きな落とし穴なんです。ダイエットをする人のほとんどが太っていく時の体重は測らず、いざダイエットを始めてから体重を測り始める。だから、ダイエットしていない時の自分が普段どんな体重変動をしているのかわからない。

「通常状態」を知らずして「変動状態」を動向を正しく理解できるとでも?

かと言って、今から過去に戻って体重を測ることはできません。体重が減らない・・・停滞期かな・・と思った時にまず理解すべきことは、

増加傾向だった体重を現状維持にできた!

という事実です。

もちろんダイエットなので、体重が予定通りに減るのが一番です。しかし実際は思ったより減らなかったり、現状維持だったりすることもあります。

でも、決して諦めないでくださいね。「毎日じわじわ体重が増えている」という状態を「なんとか現状維持」までは成功しているんですから!

何もしなかったら、今頃さらに体重が増えていたのかもしれませんよ。

あともう一歩、ほんの少しの努力をプラスするだけで、体重は減少傾向になっていくはずですよ!

また、現状維持でもいいと考えましょう。過剰に「絶対痩せなければ!」「こんなに頑張ってるのに減ってないのはおかしい!」と思うようなダイエットでは長続きしません

「減ってないけど、まぁ増えてないしいっかぁ〜」って思えるぐらいのダイエットが実は1番長続きして、成功しやすいダイエットなのです。

体重が減らないストレスで心が弱ってる時は、悪い誘惑に注意。

科学的根拠のないダイエット方法を誘惑する悪徳業者

科学的根拠のないダイエット方法を誘惑する悪徳業者

「ダイエット頑張ってるはずなのにうまくいかない…」

こういう時期は、「痩せないのはあなたの○○な体質が悪いのが原因かも!」みたいな科学的根拠の無い情報に惑わされて、無駄な労力やお金を使ってしまわないように気をつけてください。

「簡単に1~2週間で5キロ、10キロ痩せた人が多数!中には20キロ痩せた人も!最新の酵素ダイエットでデブ菌を退治!痩せ菌で痩せ体質になれる!」みたいな広告を見て、実は自分は損しているのでは、もっと簡単に痩せる方法があるのでは?と思ってはいけません。そのような広告は、あなたが期待しているようなダイエット効果は絶対にありません。

「これを飲めばもっと簡単に痩せる」と思って買いますが、売る側は「1gでも多く痩せた」という研究結果でも「痩せサプリ!」として堂々と売れるんです。

ダイエットを行う上で、食事・運動以外での体質などの影響は全く無いとは言えませんが、「摂取カロリー・消費カロリー・栄養バランス」を超えるものは絶対にありません。

では体重が減らない理由を原因別に明らかにしていきましょう。

体重が減らない理由1:体重の測り方が間違っている

「体重が減らない体重が減らないと言いますけど、それっていつのどの時点からの話ですか?」

まず、そもそも論なのですが、体重の測り方が間違っていると減るも増えるもわかりません。という事になってします。えっ!体重計に乗るだけなのに測り方ってあるの?と思ってしまうかもしれませんが、大アリなんです。

体重は毎日、起床時に裸で測っていますか?

これがもし週1、夜とか気が向いた時に測る…だと、そもそも正しく変化を計測できていない可能性があります。人は1日のうちで食事や排泄の影響により、朝と夜で1-2kgは体重が増減します。

体重は日で1-2kgの増減が当たり前。

体重を測るのにベストなタイミングは、「朝起きて、何も食べず、飲まず、排泄した直後」です。

このタイミングが一番「あなたの本来の体重」に近い値で、毎日安定しています。また衣服だけでも500gはあります。なるべく裸に近い状態で計測することが理想です。

50g,100gの増減に神経を尖らせているのに、測り方だけで1-2kgの誤差がある…。

そんな「曖昧なはかり」で体重を測っていませんか?

体重が減らない理由2:そもそもどれだけ減ってたらいいのよ?

「体重が減らない体重が減らないと言いますが、自分がどれぐらい痩せているはずか分かっていますか?」

1,2週間で何kgも減ってほしいとか思ってませんか?

適正体重は人それぞれです。年齢、身長、現在の体重、体脂肪率、筋肉量などで、「その人にとっての1kg」は全く異なります。

よくダイエットするとなると「とりあえず1ヶ月で6kg」とかいう適当な目標設定をしますよね。目標設定をしっかり作ることはダイエットにおいて大事なことではあるのですが、そもそもその目標が正しいのかどうか、適切かどうか検証していますか?

1ヶ月で6kg痩せると決めた場合、30日で割ると1日200gです。なお、脂肪1kgを減らすのに必要な消費カロリーは約7200kcalです。1日どれ位のカロリー消費・削減をするべきか考えたことはありますか?

1ヶ月にマイナス5%が適切な減量目標

私達ダイエット指導の現場においては、概ね1ヶ月で-5%がリバウンドしにくい適切な減量スピードとなっています。(もちろん実際はその人の身体状況などに応じて適切な目標を設定します)

体重100kgの人ですら月に5kg、体重60kgなら3kgです。

意外とゆっくりなペースだと思いませんでしたか?

でも、半年続けたと考えてみてください。体重60kgの場合、3kg×6ヶ月で18kg、体重42kgになってしまいます。身長によっては痩せすぎの可能性もあるので、大抵の場合、目標の調整をする必要があります。

実際体重60kgで平均的な女性の場合、月に3kg痩せるだけのはかなり大変です。正しくダイエットしていても1kg,2kgしっかり減っていれば合格点というのがダイエット指導現場の本当の現状です。

パーソナルジム等の広告「2ヶ月で1○kg!」と言うのは極端な成功例ですよ。

パーソナルジムのダイエット事例モニターは、モニター派遣専門会社から「仕事」として真剣にダイエットに取り組んでいます。そんな本気のモニターを数十人集め、さらにその中のエリートと言える成功例をモニター事例として採用しているのです。

体重が減らない理由3:最初に痩せたペースのまま減ると思ってませんか?

「最初はすぐ1,2kgぐらい減ったのに」とか思ってませんか?

その1,2kg、ほとんど脂肪じゃありませんから。

脂肪を1kg減らすためには、約7200kcalの消費が必要です。最初の1週間でそれぐらい減らした記憶があるなら良いのですが、大抵の人はなんとなく食事の量を減らしてみた、ぐらいですよね。

1週間や2週間の短期間で、急に痩せたりできません。

では何が減ったのか?というと「ほとんど水分とウンコ」です。

特にダイエット初期に減る体重のほぼ9割以上が水分や未消化の食事。これまで暴飲暴食をしていて、体がまだ消化していなかった未消化物(ウンコ)が、1日に取る食事の量を減らしたことで相対的に減った、それだけの事です。

それが停滞期だと思ってたら大間違いです。あなたはまだスタートラインに立ったに過ぎません。

体重が減らない理由4:運動したらガッツリ痩せると思ってませんか?

ダイエットするためには運動だ!この考え方は間違ってませんが、正解でもありません。

特に、増えた腹の肉を落とすためにダイエットを始めていて、腹筋マシンを買って毎日やっているのであればなおさら体重が減っていなくて当然です。

筋トレは脂肪燃焼とほとんど関係ない

筋トレは、筋肉を増やす・維持するためのトレーニングです。脂肪燃焼を目的にしたものではありません。

つまり、お腹の脂肪を落としたいのであればやるべきことは腹筋ではありませんし、頑張って腹筋をしてもお腹の脂肪はほとんど減ることはありません。

(積極的な)運動で消費できるカロリーは思っているほど多くない

ダイエットと言えば有酸素運動だ!ウォーキング、ランニングに行くぞ!と思いますが、その運動、何分やっていますか?

特にスポーツジムでのウォーキングマシン、10分もすると飽きてきますよね。10分ウォーキングして消費できるカロリーは体重にもよりますがわずか80kcalぐらい。クッキー1枚分にもなっていません。

脂肪を減らしたいのであれば、まずやるべきことは(これまで多すぎた)食事のカロリーを制限することが1番理にかなっています。

もちろん、何もしないより、何から行動することは非常に大事なことです。当ブログでも、「屁理屈こねて家でゴロゴロしてる暇があるなら1分でも外に歩きに出たほうが100倍マシ」だと書いています。

運動するという事はとても良いことです!しかし、過剰な期待は禁物です。なぜならダイエットは食事が9割ですから。

「ダイエットでとりあえずスポーツジム」は最悪。

  1. ダイエットのためにとりあえずスポーツジムを契約。
  2. とりあえずウォーキングマシン10分、つまらない、飽きる。
  3. 筋トレコーナーへ。適当に各10回ほど上げる。
  4. そのあとサウナで汗をたくさん出す。
  5. 今日は頑張ったからたくさん食べてもいいだろう

そんな使い方をして、「ジムに行ったのに痩せないからやめた!」と言ってもジムがかわいそうです。

スポーツジムを契約する(安くないお金を払う)のであれば、最初の1ヶ月は週1,2回のパーソナルトレーナーを付けるべきです。どこのスポーツジムにもパーソナルトレーナーは在籍していますので、正しいダイエット方法と正しいジムの使い方を教えてくれるはずです。

最近は24時間営業でトレーナー不在の格安ジムもありますが、あれは自分のワークアウトを正しく組み立てできる上級者向けです。初めてダイエットのためにスポーツジムを契約するぞ〜って人にはあまりオススメできません。

運動だけして食事は変えてないというのはもはや論外というのは説明するまでもありませんよね。

ここまでの理由を潰してやっと「体重が減らない」原因を考えられる

  1. 正しく体重を測っている。
  2. 正しい目標設定と進捗管理が出来ている。
  3. 正しい食事と運動の消費カロリーと摂取カロリーを管理している。

これらのダイエットの基本的なポイントを抑えてやっと、「想定より体重が減っていないな」という検証ができる状態になります。

停滞期なんて存在しないのかも

これらの基本的なポイントを押さえていれば、想定通りに体重が減らないということはまずありません。

王道のダイエットを正しく実行できる習慣を持っていれば、体重の減少に合わせてダイエット計画は柔軟に調整していくという行動もできるようになっています。

よって「これからダイエットを始めるぞ」といった方にとって停滞期などというものはまず存在しないと言っても過言ではありません。

  1. 正しいダイエットの知識
  2. 正しい目標設定
  3. 体重変動を正しく評価できる
  4. 一度決めた目標設定をコロコロ変えない

「体重が減らない、これは停滞期だ」と思いこんで、ダイエット計画をコロコロ変えてしまうのが、一番やってはいけないことなのです。

「体重が減らない」と悩んでいる時点で「正しくダイエットしていない」という可能性が高い

根も葉もない結論となってしまいまして恐縮ではあるのですが、体重が減らない、停滞期かも…と悩むという時点で正しくダイエットが出来ていない可能性が高いというのが、ほとんどの方に当てはまってしまうのです。

逆に「ふむ。。これは停滞期の可能性が高いな」と冷静に検討できる時点で誰かに相談する必要がない方々であることが多いのです(スポーツトレーナー、プロボクサー、パーソナルトレーナー、ボディビルダーなど)

この記事を熟読して頂き、それでも「我こそは絶対に停滞期である!」と言い切れるのであれば、お近くのパーソナルトレーナーなど身近なダイエットのプロに相談してみてください。

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