投稿日 : 2017/01/26 最終更新日 : 2018/06/04

ブロッコリーの種を発芽させ少し育てた「芽」が「ブロッコリースプラウト」です。ブロッコリーはビタミン豊富な健康野菜としてスーパーでもお馴染みですね。そのブロッコリーを大きく生長させずに「芽」の状態で食べることにどんなメリットがあるのでしょうか?

ブロッコリースプラウトのダイエット効果について

先に結論から申し上げますと、ブロッコリースプラウトにダイエット効果はありません。

ブロッコリースプラウトには健康効果があるとされているスルフォラファンなどの成分が含まれていますが、これらの成分に「ブロッコリースプラウトを食べているだけで痩せる」というようなダイエット効果を期待するようなものではありません。

あくまで、栄養バランスを整える上で、日常の食事に野菜をプラスする選択肢の一つとして考えるべき食材です。それは他の野菜でも同じです。

では、ブロッコリースプラウトを食事に活用する場合、どのような活用の仕方がいいかご説明しましょう。

ブロッコリースプラウトとはどんな野菜なの?

ブロッコリースプラウトを食べたことがない方にもイメージしやすく言うと、「辛くないかいわれ大根」といった感じの野菜です。水で湿ったスポンジの上に種がまかれていて芽が出ている状態で売られています。

「ブロッコリーは分かるけどスプラウトって何かな?」と思う方も多いでしょうか?スプラウトとは豆類や野菜類の種を発芽させて「芽」の状態で販売しているものをさします。「かいわれ大根」もスプラウトの一つといえます。

植物の芽は人間でいうなら赤ちゃんですね。親の野菜とはまた少し違う「これから生長するための栄養が詰まっている」ということで健康効果が注目されています。

ブロッコリースプラウトの「スルフォラファン」とは

厚生労働省はまだ効果について言及なしの成分。

近年はブロッコリースプラウトに多く含まれている「スルフォラファン」という成分にスポットライトが当たっています。この成分については生長したブロッコリーよりスプラウトの方が多いといわれています。

「ガンを予防する、ピロリ菌を減らす、解毒作用がある。」など様々な健康効果が話題になっていますね。スルフォラファンには体を守ってくれる酵素を活性化してくれる作用があるようです。ではどれくらいスルフォラファンを摂取すると効果を得られるのでしょうか?

日本人に必要な栄養の目安を記載している「日本人の食事摂取基準(2015年版)」(厚生労働省発表)にスルフォラファンの項目は実はまだありません。

様々な論文や民間企業による数値がネット上に掲載されていますが、少なくとも「厚生労働省はまだ効果や摂取量についてハッキリと言ってくれていない。」ということは頭の隅においておいたほうが良いかもしれませんね。

ブロッコリースプラウトのビタミンAについて

現時点では「スルフォラファンには、こんな健康効果があるのか~。」と知っていることで、野菜をとるモチベーションをアップさせることが大切かなと感じます。慎重な意見を述べさせてもらいましたが、だからといって「なんだブロッコリースプラウトってガッカリな野菜なのかな…。」ということはないんですよ!

ビタミンやミネラルが豊富で特にビタミンA(皮膚を健康に保ってくれる栄養素)として働いてくれる効果は親のブロッコリーにも負けていません。

ブロッコリー       67μgRAE
ブロッコリースプラウト 120μgRAE

(生 100g中の栄養価で比較、文部科学省食品成分データベースより)

ちなみに30歳女性の一日当たりのビタミンAの推奨量は700μgRAEです。
(日本人の食事摂取基準 2015年版 厚生労働省より)

親のブロッコリーも赤ちゃんのスプラウトも、両方とも私達の健康のために頑張ってくれそうです。

ブロッコリースプラウトは生でも食べやすい野菜

ブロッコリーは生では少し食べにくいですよね。しかしブロッコリースプラウトは生でも食べられます。

ハサミでチョキっと切って!

さっと洗って!

もう食べられます!

「野菜がとれていないなぁ…」と感じているものの、皮をむいたりするのは正直言って面倒。そんな調理が苦手な人でも生活に取り入れやすい野菜です。主婦のお昼ごはんにも簡単にプラスできますね。

ブロッコリースプラウトの活用方法

インスタントのお味噌汁、カップ麺などを食べる時にお湯と一緒にブロッコリースプラウトも投入してしまいましょう。簡単に柔らかくなるので料理の仕上げに入れて大丈夫です。加熱するとかさが減ってたくさん食べやすくなります。

「あともうちょっと野菜が足りないなぁ」という時にオススメです。

お財布に優しいブロッコリースプラウト

ブロッコリースプラウトの多くは清潔な工場内で計画栽培されているので、野菜としては比較的価格が安定しています。「お鍋の季節に白菜が高騰!」のようなニュースをよく聞きますが、そういう時にもスプラウトは安く購入でき主婦には嬉しいですね。

ブロッコリースプラウトの他にも「スプラウト」に分類される野菜は、前述のかいわれ大根の他に、もやし、アルファルファ、豆苗(とうみょう)、レッドキャベツなどたくさんあります。

自宅で栽培するためのセットも市販されています。味が気に入ったものは種から育ててみるのも楽しいですね。

ブロッコリースプラウトについてのまとめ

今回はブロッコリースプラウトについてご紹介しましたが他のスプラウトも魅力的です。

スプラウト類は見た目が似ているのですが、それぞれに特徴的な香りや味があります。中には苦手なものもあるかもしれませんね。しかし一つの種類が嫌いで食べられなくても、他のものは大丈夫ということもありますよ。

スプラウトはいつもの料理にトッピングというかたちで利用しやすいのが魅力。お値段も1パック100円前後であることが多いので、ぜひ気軽にチャレンジしてみて下さいね。

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カテゴリー: ダイエット栄養学食生活