投稿日 : 2018/08/29 最終更新日 : 2018/09/14

ダイエットを始めようと思った方の中には、まず運動を生活に取り入れようとされる方がいますが、運動によるエネルギー消費はそれ程多いわけではありません。運動よりもやはり食事の改善がダイエットの近道です。

運動メニューによって、どのくらいのカロリーが消費できるのでしょうか。

ダイエットを始めよう!そう思い立った方がまず考えるのが、どんな運動メニューが効果がありそうか、自分に合っているかということではないでしょうか。

例えば仕事から帰ってウォーキングを1時間行うとか、ジョギングを30分頑張ってみようとか考えると思います。では具体的にどれ程のカロリーが消費できるでしょうか。

ウォーキング1時間分の消費カロリーは体重にもよりますが、約150キロカロリーから、ジョギング30分では約200から250キロカロリーを消費できると言われています。

有酸素運動の消費カロリーの例

METS運動消費カロリー
3自転車(50ワット)、とても軽い運動、ウェイトトレーニング(軽・中等度)、ボーリング、フリスビー、バレーボール189
3.5体操(軽・中等度)220.5
3.8やや速歩(平地、やや早めに=94m/分)239.4
4速歩(平地、95~100m/分程度)、水中運動、水中で柔軟体操、卓球、アクアビクス252
4.5バドミントン283.5
4.8バレエ(モダン、ツイスト、ジャズ、タップ)302.4
5ソフトボールまたは野球、子どもと遊ぶ、かなり速歩(平地、速く=107m/分)315
5.5自転車(100ワット)、軽い活動346.5
6ウェイトトレーニング(高強度)、ジャズダンス、バスケットボール、スイミング(ゆっくりしたストローク)378
6.5エアロビクス409.5
7ジョギング、サッカー、テニス、水泳(背泳)、スケート、スキー441
7.5山を登る(約1~2kgの荷物を背負って)472.5
8サイクリング(約20km/時)、ランニング:134m/分、水泳:クロール、ゆっくり(約45m/分)、軽度~中強度504
10ランニング:161m/分、柔道、柔術、空手、キックボクシング、テコンドー、ラグビー、水泳:平泳ぎ630
11水泳:バタフライ、水泳:クロール、速い(約70m/分)、活発な活動693
15ランニング:階段を上がる945
消費カロリー(kcal) = 時間(h) × 体重(kg) × 運動強度 × 1.05
この表では、体重60kgの人が1時間行った場合として計算しています。
出典:国立健康・栄養研究所【身体活動のメッツ(METs)表】

それでは食事によってどのくらいのカロリーを摂取しているでしょうか。

一方食事のカロリー、特にお菓子やジュースの趣向品のカロリーはどのくらいでしょうか。ポテトチップスを1袋食べれば350キロカロリー以上を簡単に摂取することになります。

チョコレートのお菓子では250キロカロリーから多いものでは500キロカロリーを超えます。ジュース500ミリリットル1本を飲むと250キロカロリー以上を、炭酸飲料では350キロカロリーにもなるエネルギーを摂取することになります。

運動のエネルギー、食事によるエネルギーを比較してみます。

ダイエットをしたい、でも食べる事は大好きだし食事制限はしたくないから運動を始める!このように考えている方がいたら、まず考えて見てください。

数分で飲めるジュース500ミリリットル1本分のカロリーは、30分のジョギングでやっと相殺されることを。ダイエットの為に必死に走ったあなたの30分の労力は、ジュース1本分のカロリー消費にしかなりません。

これまで特に運動をしてなかった方からすれば、30分のジョギングをすることで立派にダイエットをしているつもりかもしれません。でもその労力に見合うエネルギー消費が出来ているでしょうか。

運動によるエネルギー消費は、思っているより少ない!

J. Vílchez

J. Vílchez

たしかに、運動をすればエネルギー消費につながります。ですがこれは私たちが毎日消費するエネルギーからすればさほど多くない量なのです。成人の方のエネルギーは大きく分けて2つの役割で消費されます。1つめは基礎代謝、2つめは生活に必要な活動に伴う消費です。

基礎代謝とは、人が生きるために最低限必要なエネルギーを指します。生活に必要な活動によるエネルギー消費とは、通勤や仕事などを含み日常生活による動作の際に使われるエネルギーを指します。

さてその割合はというと、仕事の負荷にももちろん影響されますが、一般的には基礎代謝2に対して生活に必要なエネルギー消費は1。約7割が基礎代謝なのです。

なぜ太ったのか。あらためてよく考えてみるべき。

では太る、というのはどういう状態でしょうか。それは、その人が一日に摂取したエネルギーが、消費したエネルギーを上回った時、その過剰なエネルギーが蓄積されることで太るのです。

たしかに、運動をすれば摂取したエネルギー量の最大値を増やせるので、運動しないよりはいいでしょう。でもその労力に見合った効果が得られているでしょうか。普段運動をしない方からすれば、1時間のウォーキングはダイエットをしている気になるかもしれません。

しかし、それだけではダイエットにつながらないのです。

まとめ

食事は毎日の習慣であり、食事を見直すことは、自分自身を見直すことに繋がります。

無理に運動を始めるより前に、改めるべき食習慣が必ずあるはずです。ダイエットを考えるのならば、まずは自分の食事を振り返り、改善しましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加
このエントリーをはてなブックマークに追加

スポンサーリンク